イベント講師としてのはじまり
私の事業のはじまりと言えるのが、親子が月に1回集いワークショップやリラクゼーションを受けることができる地域のイベントに出店した事だった。
毎月様々な出展者が集い、ママを笑顔にし日頃の疲れを癒している。
この出店を通して、フィンガーペイントに参加してくれた多くのママや子供達の感謝の言葉や笑顔を見たときに、『やっぱりこれだ!』と確信した。
もっと広げていきたい!知ってもらいたい!楽しんでもらいたい!そんな想いが溢れた。
機会をくれたohanaさんには今でもとても感謝している。
その後、フィンガーペイントの講師として、様々な団体や企業から出店依頼や協業や業務委託を受けることになり活動の幅が広がっていった。
・結婚式場での親子向けマルシェ
・助産院
・オルタナティブスクール
・親子向けピラティスジム
・地域主催のマルシェや大型イベント
・企業やNPO法人主催のイベント
・障がい者福祉施設
・大手ハウスメーカー 他多数
手法は同じでも画材やデザインを変えることでそれぞれのニーズに合わせることができ汎用性があるのもフィンガーペイントの魅力でもある。
キット販売のきっかけ
数多くの親子とフィンガーペイントを楽しむ中で
こんな出来事がよくあった。
≪イベントは予約制で、子供の授乳やお昼寝のタイミングに重なってしまいぐずぐずやギャン泣きで作品制作をする≫
≪今日は預けてきた兄弟姉妹にもやらせてあげたいな、でもワンオペで連れて来るのは大変≫
≪仕事で来れないパパや遠方の両親にも可愛い姿を見せてあげたり、一緒に制作できたらいいのに≫
≪やってみたいけど、人が多く集まる場所が苦手。けどやり方や材料を揃える余裕もない≫
≪みわさんのフィンガーペイントをやってみたいけど、遠方なのでイベント参加は難しいです≫
そこで、材料一式と作り方が記載されている説明書入りのキットを作り、全国誰でも何処にいてもフィンガーペイントを楽しめるように出来たらいいなと思い、キットの開発に取り組むことにした。
イベントに来てくれたお母さんやSNSを通じて応援してくれるお母さん達に協力してもらい、家庭で赤ちゃんから小学生やママまで皆が楽しむことが出来るキットにする為に何度も改良を重ねた。そしてついにキットとして販売を開始することができた。
キットを購入してくれた親子の忘れられないメッセージ
キットを購入してくれたあるお母さんから、こんなメッセージが届いた
「うちの子は産まれた時から障害と病気があり、体も弱くずっと家のベットの上で過ごしています。呼吸器をつけているので外はもちろん家の中でも一般の玩具で遊ぶことができず、この子の為にどんなことがしてあげられるだろう?どんな経験をさせてあげらせるだろう?と無力感を感じていたときにこのキットを見つけました。これならうちの子でも楽しめるし、記念に残すことが出来る。経験と思い出をこの子に与えてあげられる。キットを作ってくれてありがとうございます」
有難いことに、このようなメッセージは1通ではない。
障害や病気の程度により、愛しい我が子と一緒に暮らせない親子がいる。
しかし、「アートを通して施設にいる子供との繋がりを感じられる」そんな声ももらっている。
私が絶対にこのキットを届ける!と誓っているのには、お母さん達のメッセージの数々があるから。
そんなお母さん達の気持ちが痛いほどわかるのも、私も無力感を抱いていた経験があることや、学生の時に重度身体障害者施設でボランティアをしていた経験や、大学病院で働いていた時に入退院を繰り返し、何度も手術に挑む親子の葛藤と想いを肌で感じていたから。明日の保証はありませんと告げられるそんな辛い場面もあった。だからこそ今生きている、親子で居れる時間は尊いと感じる。
子供の為にどんな事でもしてあげたいと思う親心が私の原動力になっている。
フィンガーペイントキットを病院や施設で子供達が遊んでいる未来が私のゴール
その為には、私1人の力では叶えられない
たくさんの人の力が必要!
みなさんの知恵や力を貸して下さい
団体の立ち上げや認定講師制度を作った理由
フィンガーペイントの可能性の拡大と業界全体の質の向上の為に、フィンガーペイント協会を立ち上げることにした。
認知が広がって行くことに喜びを感じつつ、講師が知識や技術を学び、ブラッシュアップする場が無いと感じていた。
その為、学んだ後に休眠講師となる人も少なくはない。モチベーションを保つ為にも仲間の存在は必要だ。
誰でも簡単にできるからこそ、講師になることのハードルも低いように感じる。しかし、実際は自分の作品を作るのと、お客様の作品を作るのは難易度が違う。その為に講師の技量の差がアートにも見えてくる。
作る過程が楽しいで終わることなく、色の提案や作品の修正が出来る事で満足度の高い作品作りを提供する事や、制作の作品の劣化にまで配慮することが必要である。また、制作体験そのものに最も価値があり、心を育む声かけや安心して自由表現ができる場作りが講師には求められると感じる。
このような志高い講師を増していく為に、認定講師の養成を始める事にした。
仲間がいてこそ、続けることができ、できることが増え、加速度的に上向き成長できる。
また、フィンガーペイントの手法を教育や福祉の分野でも活用していきたいと思っている。汚れない、短時間で制作が可能、場所を選ばない、情緒で感じることができる、指先の微細運動など、これらのメリットは様々なシーンで活用できると考えている。
仲間を作ることで、それぞれの専門分野から新しいアイディアや手法を考案できると実感している。
当協会は、自信を持って社会に価値提供をし、輝いて活動できる講師を育成します。
私自身も、更なる勉強と挑戦を続けていきます。

















